ドラえもんのコスチュームで作る結婚式の余興ムービー5選

2019年9月5日

老若男女誰でもが知っている国民的アニメ「ドラえもん」。近年、結婚式の余興ムービーとして人気になっているのをご存じですか? 2014年に自動車会社のTOYOTAが実写CM化してからは、特にたくさんのムービーが作られています。新郎新婦と身近な年齢の方だけでなく、お式に参加する多くの世代に通じるのがドラえもんを使ったムービーの大きなメリット。余興としてみんなで楽しめる映像作りの参考にしてみてください!

お芝居仕立てで会場を笑わせよう


【出典:YouTube

ごく親しい友人の方々で作った、ドラマ仕立ての余興ムービー。余興の内容に悩んだのび太たちが、ドラえもんに頼んで色々な道具を出してもらいます。その道具を使って、傘まわしなどネタに取り組むという内容です。

比較的お笑い要素が強く、思わずクスっとなってしまう演出も多数。動画の2分30秒くらいから実際のネタ風景が見られるので、ぜひ再生してみてください。また、この動画は一見するとそれほど難しいことをしているようには見えませんが、実はハイクオリティ。

オープニングのロゴからつながるアニメーションは、「これから何が始まるのかな?」というワクワクを持たせてくれ、期待感十分です。脚本がしっかりしているので、ストーリーや余興の意図も分かりやすくなっています。登場人物が着ている洋服に合わせて字幕の色が変えてあるのもいいですね!誰が話しているのかパッと見ても理解しやすいので、歓談中の披露宴でも注目してもらえるのではないでしょうか。

お祝いの言葉で泣かせる!感動ムービー


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新郎の幼馴染が作った、心あたたまる映像。ドラマパートとビデオメッセージの二部構成です。ドラマの内容は、友達の結婚式招待状をもらったのび太と仲間たちがいつもの空き地で相談をするというもの。「自分が一曲歌えばいい」と言うジャイアンに反対したのび太が、怒りを買って余興内容を考える担当を押し付けられてしまいます。そこでドラえもんに相談し、ビデオカメラを出してもらうのです。

アニメドラえもんを思い起こさせるシナリオはとてもよくできていて、キャラクターの性格が上手く活きています。下ネタなど過激な表現がないのも好印象!女性や子供でも安心して楽しめる余興ムービーに仕上がっています。動画の6分50秒からは、ビデオメッセージパートへ。

友人たちが一言ずつお祝いを述べて行くというシンプルなものですが、淡々とした感じがかえって感動的に映ります。ぜひ、新郎新婦、友人たちをはじめ、家族の方々の涙も誘う感動的な余興ムービーに挑戦してみてください。ビデオカメラなど特別な道具がない場合は、スマホアプリなどを使うと効果的。凝ったものを作るのは難しいですが、シンプルな映像の撮影はこなせます。

お芝居と生歌の合わせワザで会場を盛り上げる


【出典:YouTube

ストーリーがしっかりとした、お芝居仕立ての映像です。友人の結婚式余興を頼まれたのび太たちが、ドラえもんに道具を出してもらって色々なことに挑戦してみるという内容。ガッチリした男性が演じる似せる気のないしずかちゃんや、関西弁のドラえもんなど「ジワジワくる」笑いが満載です。

4分10秒あたりからは、バンジージャンプ、テーブルクロス引き、手品、タンバリンによる踊ってみた風映像など様々なネタが続き、見ている側も飽きません。そして最後には、「ジャイアンリサイタル」と銘打った生歌披露につなげてあります。動画の7分45秒から先には、披露宴での様子を収録。コスプレ姿ののび太やドラえもんの登場に、会場が大いに沸いています。

ムービーから登場人物が飛び出てきた、というような演出は盛り上がりますね!楽器演奏はおそらくしておらずエアーなので、楽器が弾けない方でも真似がしやすいでしょう。使用楽曲は、B’zの「イチブトゼンブ」。テンションの高いロックチューンで、会場全体が楽しめる雰囲気を作っています。

超カッコいい!MV風ムービー


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曲にDragon Ash「Grateful Days」を使用した、MV風の余興ムービー。歌がメインでストーリーはほぼないので、特にカラオケ好きな方には取り組みやすくおすすめです。歌詞は結婚式余興用に変えてあり、新郎新婦のあだ名や、お祝いの言葉が盛り込まれています。

サラッと歌詞に気持ちを乗せてあるのが、とても上手い!「こういう映像を作りたいけど、歌詞作りは未経験」という方は、ちょっとの工夫で対応してみましょう。まずは市販の曲の歌詞を少しだけ変えて歌ってみてください。こうすると、かなり自然な雰囲気を作れますよ。もちろん、ラップ以外のJPOPなどにも使えるので、ぜひ色々ためしてみましょう。

また、当ムービーは余興らしくコメディチックな演出も取り入れています。動画の2分30秒には、ドラえもん名物しずかちゃんのお風呂シーン(演じているのは男性です)、3分40秒あたりにはジャイアンリサイタルとドラえもんらしいクスッとくるシーンがあります。ドラえもんというアニメを知っている人なら誰でも分かる仕掛けを挟んでおくのはいいですね!

アニメ映像を作ってアテレコにトライ


【出典:YouTube

映画ドラえもんから音声を抜き、独自のナレーションを付けた余興ムービーです。この映像に使用された「STAND BY MEドラえもん」は、ファンの間でもとりわけ人気の高いエピソードである、のび太の結婚前夜を原作にしているので、披露宴で流すムービーにはピッタリ!

この動画同様、登場人物の名前を新郎新婦に変えて読んでみたりなどすると楽しそうですね。余興ムービーを作りたいけれどなかなかみんなで集まる時間がない、映像を自分たちで一から作るのはあまり自信がない、という方には特におすすめの方法です。

マイクや音声編集ソフトがない方は、スマホアプリの使用を考えてみてはいかがでしょう。多少の雑音などにこだわらなければとても手軽なのでおすすめです。

やってみた風の動画も楽しそう


【出典:YouTube

新婦の幼馴染の方たちが作った余興ムービーです。ほかの動画と違い、本作はなんと5人のドラえもんが登場します。前半では新婦が育った町の様々なスポットを紹介。幼いころに通った小学校や中学校、緑豊かな田畑の風景などのなかに映り込むドラえもんに、思わずクスっとさせられます。

3分32秒からは、体当たりで挑む一文字(モジモジちゃん)も披露。4分56秒からは、大阪府立登美丘高校ダンス部の演技で有名な「バブリーダンス」も見られます。ダンシング・ヒーローの軽快なリズムに合わせ、友人たちのメッセージなども紹介。全力で作ったことが伝わってくる映像は、新郎新婦だけでなく参列したすべての人に届きそう。

やってみた風の映像は大人だけでなく子供も参加しやすいので、色々な人を巻き込んで作ってみると楽しくできるのではないでしょうか。

ドラえもんを使った余興ムービーのポイントまとめ

ドラえもんの登場人物に仮装して作る余興ムービーのいいところは、なんといっても「インパクト」。見ただけですぐに「ドラえもんだ!」と分かり、参列者の目を引きやすくなります。さらに、ポイントを意識して映像を作ると、より感動が伝わる余興ムービーができますよ。

お芝居仕立ての場合は脚本を作る

ムービーを作る前に、簡単なものでいいのでできるだけ脚本を作っておきましょう。こうすると、言いたいことがしっかり全面に出てグダグダにならないように作れます。ドラえもんのキャラクター像を意識して作ると、よりそれらしい感じが出て面白いですね。

生歌ややってみた系の場合は会場ごと巻き込んで

ハイテンポな曲で会場を沸かせたり、ダンスやゲームに巻き込んだりする演出を考えましょう。元ネタを知らなくても、みんなが参加できるようにして行くと面白い余興になります。

とにかく楽しんで作ろう

友達が作ってくれた余興ムービーは、新郎新婦にとってとても嬉しいものです。新郎新婦の喜ぶ顔を思い浮かべながら、楽しんで作ってください。作り手の熱量は会場を沸かせる原動力になります。

まとめ

本記事では、誰もが知る大人気アニメ「ドラえもん」を使った結婚式余興ムービーの動画を色々とご紹介しました。参考になりそうなアイディアは見付かったでしょうか?ドラえもんのコスプレをしているというだけでもかなり目を引くので、ぜひ、これを強みに映像を作ってみてください。まず、一歩踏み出すと意外と楽しく進めることができますよ!