【感動を呼ぶ!】結婚式の余興ムービーお手本5選!注意点と制作方法を紹介!

2019年6月24日

結婚式の余興の中でも、特に人気の高い余興ムービー。

事前に作っておけば、当日映像を流すだけでOKなので、結婚式の日「余興前に緊張しちゃって、料理がゆっくり食べられないかも……」なんて心配もいりません!

さらに余興ムービーが人気の理由は、ゲストとして結婚式を心置きなく楽しめるだけではなく、新郎新婦には記念品として余興ムービーを収録したDVDをプレゼントできます。

けれど普段から動画を作る機会の少ない人には、余興ムービーの制作はハードルが高く感じてしまいますよね……。
「何からはじめたら良いのかわからない」なんて人も少なくないと思います。

そこで今回は、コレまで動画をつくる機会がなかったあなたにも簡単に作れるおすすめ余興ムービーをご紹介!また制作ポイントや難易度も合わせてお伝えします。

大切な友達の結婚式です。
感動を呼ぶ余興ムービーを作って新郎新婦を喜ばせてあげましょう!

新郎新婦を感動させる!簡単に作れる結婚式余興ムービー5選!

まずは、実際に結婚式で使用された余興ムービーを見てみましょう。
ムービーの見どころや、おすすめしたいワケ、そして難易度も紹介。

「余興ムービーを作るのは初めて!」というあなたにもわかりやすく解説します!

友達からの余興ムービーと思いきや……

難易度★☆☆

スマホで撮影した動画と写真をつなぎ合わせるシンプルな余興ムービー。

……と、思いきや!
中盤以降には、サプライズで新郎のご両親、そしてさらには新婦からのサプライズメッセージが込められた余興ムービーです。

「余興ムービーを作るテクニックなんてないよ……」
という方は、編集作業ではなく、映像の内容に注目してみてください!

特別な編集作業が掛けられていなくても、サプライズをしてくれるその気持ちだけで新郎新婦には十分に喜んでいただける内容になりますよ!

たくさんの人からメッセージを!スケッチブックリレー

難易度★★☆

余興ムービーで大人気のスケッチブックリレー。
結婚式に来れない人や、遠く離れて住んでいる人にもたくさんメッセージをもらうことができて、さらに編集しやすいのが人気の理由です。

こちらの余興ムービーのポイントは、スケッチブックの渡し方です。
メッセージを言い終わった後に、スケッチブックを渡す方向に注意すれば、本当に渡し合っているような映像につなげることができます!

みんなからメッセージを書いてもらったスケッチブックは、結婚式当日新郎新婦へのプレゼントにもなりますね!

映像の後半には「NG集」が収録されています。
結婚式では流さず、新郎新婦に渡すDVDの中だけに収めておけば、さらなるサプライズにもなります!

替え歌をプレゼント!

難易度★★☆

「結婚式の1時間前」という設定からスタートするこちらの余興ムービー。
友達からの余興ムービーかと思いきや、実は新郎も参加する新婦へのサプライズもあるんです。

1曲の替え歌を作って、たくさんの人と歌い合う内容にまとめられていますが、もう一つポイントになっているのがお花です。

このお花は、結婚式当日の演出へとつながり、余興ムービーのあとサプライズで新婦にプレゼントされています!

「結婚式の1時間前」→「余興ムービー」→「ムービー内でお花を集めて」→「新郎さまのサプライズ」→「結婚式当日に花束をサプライズプレゼント」と余興ムービーの内容構成がしっかり組まれていて、とても見応えのある余興ムービーです!

美しい映像と直筆メッセージが印象的な余興ムービー

難易度★★☆

美しい映像が印象的なこちらの余興ムービーは、一眼レフカメラに単焦点レンズを使って撮影されたものだそう。

お友達の表情だけにピントが合っているので、自然光を浴びるみんなの笑顔がとても心に残る余興ムービーにまとめられています。

撮影の多くは、河川敷や公園など緑がたくさん映り込む場所であるところも、映像を美しく仕上げている重要なポイントです!

そしてもう一つ注目なのは、スケッチブックに書かれたメッセージが、映像に転写されているところ。
『PicBear』と『Filmore』というソフトを使って貼り付けられているそうです!

直筆だからこそ、メッセージに込められた思いが伝わりやすくもなりますね。

モザイクアートの大作で新郎新婦さまの感動を誘う!

難易度★★★

制作時間10時間、写真使用枚数4200枚というモザイクアートの大作が主役の余興ムービーは、ラインのメッセージ画面からスタートします。

大変な作業なはずのモザイクアートですが、制作過程もコミカルにまとめられていますので、みんなが楽しく準備している様子が伝わってきます。

こんなにもたくさんの写真と時間を掛けて作ってくれたことが伝わるこちらの余興ムービーは、きっと新郎新婦も感動してくれるはず!

披露宴当日にモザイクアートのプレゼントができるのもおすすめポイントです。

初心者でも簡単にできる!余興ムービー制作の方法と予算の目安

結婚式で流される多くの余興ムービーの中でも、写真をつなげるだけで、感動を誘う映像を作ることができるフォトムービーは、手順も簡単で初心者にはおすすめです!

そこでムービー初心者のあなたにでもわかりやすく、余興ムービー制作ポイントをまとめてみました。

STEP1・余興ムービー制作予算

まずは大切な予算から決めましょう。

一口に「余興ムービーの予算」と言っても、実は無料で出来るものから、式場に注文すれば5万円ほどと、かなり差があります。

一番安くすむ方法といえば、パソコンに最初から入っている動画編集ソフト。
Windowsなら「Windowsムービーメーカー」やMACの「iMovie」などですね、

また初心者でも比較的簡単に操作出来る動画編集ソフトも、1万円前後で購入することもできます。

また余興ムービーにかかる費用を考えるときには、ムービー制作代以外に必要になる諸経費も見落としてはいけないポイント。

たくさんの人にメッセージをもらう場合、映像を撮影しに行くための交通費や撮影に使うための小物、またスケッチブックリレーの場合、スケッチブックを郵送するときの送料も人数が増えるほど負担も大きくなります。

まずは

  • ムービーに掛ける費用
  • 諸経費

をいくら掛けられるのかを相談してみてください。

STEP2・余興ムービー構成を相談

「どんな余興ムービーにするのか」を相談します。

先ほど紹介した動画のように『スケッチブックリレー』や『キャッチボールリレー』など定番な構成も編集しやすくおすすめです。

そのほか、新郎新婦さまの好きな曲があれば、その曲に合わせた構成にするのも喜んでいただけますよ!

映画やドラマのパロディムービーも、笑いも取れると人気です。

こちらの記事では余興ムービーを感動系にしたいあなたに参考にして欲しい【感動を生み出す余興ムービーの作り方】を解説しています。

「プロが教える感動する結婚式のビデオレターの作り方」

余興の内容を考えるときの参考にしてみてください!

また余興ムービーを作る際には、予め知っておいて欲しいポイントがあります。
「余興ムービーを失敗させないために気をつけておきたいポイント、プランナー体験談」

では、実際筆者がプランナー時代に経験した余興ムービーの残念な場面をご紹介します。

「余興ムービーで結婚式を台無しに……」なんてことにならないように、ぜひチェックしてください。

STEP3・撮影の段取り

余興ムービーを制作するにあたって、何よりもいちばん大切なことはスケジュール管理。

『結婚式の日』という譲れないゴール地点が決まっている以上、スケジュール管理は重要なミッションです!

  • 誰が
  • いつ
  • どこで
  • 何を

の役割配分とスケジュールはしっかり決めておくようにします。

またメッセージをいただく場合には、相手の都合もあるので、充分に余裕のあるスケジュールを組みましょう。

STEP4・撮影

スケジュールが決まったらいよいよ撮影です。

余興ムービーでは、新郎新婦にはサプライズでご両親へメッセージをいただくことも多いと思います。

こちらの記事では、ご両親のサプライズメッセージを撮影するときの段取りをご紹介しています。
アポの取り方から、撮影のお願いの仕方までまとめています。
「感動系の余興ムービーにするなら両親メッセージをもらおう!」

サプライズを予定している方は、必見です!

余興ムービーを制作するときの注意点とポイント

では次に、余興ムービーを作るときに注意しておいて欲しいポイントをご紹介します。

大きく分けてポイントは5つです。
詳しく解説していきましょう。

ポイント1・制作期間

余興ムービーの制作期間は、最低でも3ヶ月はみておきましょう。
「3ヶ月」といっても、制作に取り掛かる期間が3ヶ月という意味。

つまり、余興ムービーの構成を考え出すのはそれよりももっと前、目安は結婚式の半年ほど前をおすすめします。

特に、複数で余興ムービーを作成する場合や、多くの人にメッセージをいただくムービーを作りたい場合には、それぞれのスケジュールの合間を縫って、準備をするわけですからより余裕のある段取りが重要です!

結婚式の3ヶ月前から撮影や編集に取り組めるように、さらに前の結婚式の半年ほど前から構成を考えるようにしましょう。

ポイント2・使用するBGMに注意!

結婚式で使用する音楽には、著作権の関係で、使用できる曲とできない曲があります。

それを知らずに、余興ムービーを作ってしまい、いざ本番で「著作権に引っかかってしまうので流せません」となっては大変です!

こちらの記事では、結婚式の余興で音楽を使用するときの注意点をご紹介しています。

「結婚式の余興で使用する楽曲・BGMの著作権の申請について」

余興ムービーを作成するときには、必ず読んでおいてください!

また、結婚式の中で新郎新婦が流す予定にしている曲と被らないように配慮できればベスト!

とはいえ、本人たちに聞くわけにはいきませんよね。
そんな時は、式場に直接連絡をして、担当のプランナーに確認をしましょう。

ポイント3・余興ムービーに丁度良い長さとは

余興ムービーの長さは、ゲストに飽きさせず「もうちょっと見たかったな」と思わせる程度の長さになることがポイントです。

そこでこちらの記事では、余興ムービーの長さは何分くらいに収めるべきかを解説しています。
「結婚式の余興ムービーの長さのベストは5分or10分?」

余興ムービーはあまりに長い内容にしてしまうと、せっかくの構成も間延びしてしまいます。
ベストな長さを知っておきましょう。

ポイント4 ・テロップのマナーを知る

余響ムービーにテロップやコメントを入れるときには、結婚式ならではの知っておくべきマナーがあります。

これを知らずに、テロップに入れてしまうと、ヒンシュクを買うことも……。
必ず入れないように注意しましょう。

忌み言葉

不幸を連想させる言葉や、同じフレーズを繰り返す“重ね言葉”は結婚式では使用してはいけません。

例えば……
「悲しい」「別れる」「離れる」「衰える」「避ける」「割れる」など

また
「度々」「次々」「たまたま」「重ね重ね」「わざわざ」「時々」など

普段日常的に使っている言葉でも、結婚式では使えない言葉がたくさんあります。

句読点

「、」や「。」は、「途切れる」「終わり」を意味することから、結婚式に関わるものすべてに使用されていません。

そのため、余興ムービーのテロップにも入れないように注意しましょう。

ポイント5・会場での試写

撮影のあと、無事編集作業が終わったからといって安心はできません。会場で使用するDVDプレーヤーの規格確認は必ず行いましょう。

せっかく作った余興ムービーが、式場の機材で流せないという事態も起こりえてしまうからです。

実は筆者がプランナー時代にも、制作スケジュールが押しに押してしまい、試写が出来ず結婚式本番を迎えたゲストが何組もおられました。

幸運なことに、無事スムーズに流れた人もいれば、本当に残念ながら式場のDVDプレーヤーでは読み込まず、流すことが出来なかった……という事態も少なくありませんでした。

つまり、余興ムービーを作るときには、それだけギリギリのスケジュールはキケンだということです。

作ったDVDは、結婚式当日持参するのではなく、事前に試写をした上で当日流すのが鉄則です。

出来上がったDVDは必ず結婚式の1週間〜10日前までには、式場の本番で使用する会場で試写をするようにしましょう。

まとめ

結婚式の余興の中でも、特におすすめしたい余興ムービーについてご紹介しました。

余興ムービーは

  • 人前で話したり、披露することが苦手
  • 結婚式本番を緊張することなく過ごしたい

そんなあなたにおすすめしたいの余興です。

余興ムービーの中でも、撮影・編集未経験の人でも簡単にできるフォトムービーはとくにおすすめ!

ですが、「やっぱり制作には自信がない……」「仕事が忙しくて、作る時間がなさそう」そんな不安が少しでもあるようなら、プロに依頼するのも一つの方法です。
無理して作って、負担になってしまうことを新郎新婦も望んでいません……。

困ったときにはプロに依頼することも考えてみてくださいね!