【余興ムービーの作り方】AKB48のフォーチューンクッキーの動画の簡単な作り方

2016年10月20日

結婚式の余興を行う際に、みんなで楽しく作り上げたいって思いはありませんか?そんな方にはAKB48のフォーチューンクッキーズをみんなで踊って、ムービーを作ることをお勧めします。

なぜなら、ダンスを余興で行おうと思うとすべての振り付けを覚えなくてはいけません。でも、ムービーであれば、自分のパートのみを練習すればいいので、比較的簡単に踊ることができるようになります。

また、多くのメンバーが参加可能なのでみんなからの気持ちを伝えることができます。

今回は、ダンスの振り付けの覚え方から、撮影するときの注意点までプロの視点で注意することをお伝えします。ぜひ、余興ムービーにづくりの参考にしてみてください。

フォーチューンクッキーのダンスの振り付けを覚えよう!

まず、フォーチューンクッキーの動画を見てみましょう!

この動画の時間、3分8秒あって、トータル60カットあります。
見ていてどんどん映像が切り替わるのが面白いですよね。人数が多い場合はこういった見せ方もいいと思います。

1カット大体3、4秒になるので担当するパートは完璧に楽しく踊ってもらうことがより楽しい余興ムービーにするコツになります。

ですので、ダンスの振り付けを覚えましょう。

ダンスの振り付けの参考になる動画です。

左右を反対して見たままの振り付けを覚えればOKですのでこれを見てパートの部分だけをご覧いただくようにしましょう。

スローでの再生バージョンもあるのでこれから練習する方がいいかもしれません。

ダンスのパートを振り分けよう〜担当パートを決める〜

フォーチューンクッキーの動画の編集をしていて、どこまでダンスのパートの割り振りがうまく出来ていなくて、後から追加で撮影頂くケースがあります。そういったことがあると手間がかかってしまうので事前にパートはしっかりと割り振りましょう!

人数を把握する

サンプルの動画のように全て違うメンバーで動画を撮影するのはちょっと大変な部分があるのでは無いでしょうか?

新郎新婦の友人を集めるってのが少し大変になります。
まずは協力してもらえぞうなグループがどのくらいいそうかピックアップしましょう。

・部活動の仲間、小学校時代の友人、近所のおじさん・おばさん、新郎の父と母、職場の方などどういったグループの方に協力いただけそうかをピックアップしてそれを元にパートを振り分けましょう。パートを振り分けたら練習する部分を案内して、各自で撮影日までに練習をして頂きます。

フォーチューンクッキーの余興に参加させていただくメンバーは意外性のあるメンバーを選ぶと面白いかもしれません。近所のおじさんおばさんが出ていたらちょっと面白いと思います。振り付けをお願いするのは難しいので「イエイ」などちょっとした間に入る間奏シーンなどでも出ていただくと映像に変化をもたらせていいと思います。

パートを分ける

だいたいの人数とグループが決まったら担当パートを振り分けるのですがその際に、パートの前後も軽く踊っていただくようにしましょう。

例えば、以下のようにパートを振り分けた時に
1グループ目の冒頭のパートは
「あなたのこと好きなのに」という部分だけですが、動画の編集の際にその前後も使う場合があります。
そのため、曲の前後に関しても動いていただいて撮影を頂くようにしましょう。
カットとカットのつなぎ目は、前後の映像があれば編集がグッとしやすくなります。前の映像でカットの少し手前で何かあっても次の映像で撮影をしていたら上手く切り替えができます。

この点はカット数が多いフォーチューンクッキーでは大切になります。撮影するメンバー以外の踊る人にも伝えて、自分のパートの前後も練習をしてもらいます。

余興ムービーの撮影を行う注意点

フォーチューンクッキーの動画を撮影するときも余興ムービーの撮影するときも同じような注意点があります。余興ムービーを作る際の

三脚を使おう

撮影のときは三脚を使って撮影を行いましょう。大体3000円くらいの安いもので大丈夫です。三脚を使うことで手ブレをすることが無いので非常に安定感のある映像になります。見る側も非常にみやすくなります。手持ちでしか撮影できない場合は、椅子に置いたり、机にカメラを置いたりして固定して撮影出来る工夫をしてみてください。

安くてオススメの三脚はこちらです。
amzonなどで3600円ほどで購入が可能です。

丈夫で比較的軽くて持ち運びのケースも付いているので1つ持っていると便利だと思います。

三脚余興用SILK740

フォーチューンクッキーの撮影のポイント

撮影場所と衣装を工夫する

撮影場所が非常に重要になってきます。背景が分かりやすい場所、新郎新婦に馴染みがあるところなどで撮影すると面白いと思います。学校をバックに踊ったり、仕事場で踊ったりするのもいいと思います。

撮影するときの衣装も余興を楽しんでいただくために、そして自分たちが楽しむためにも大切です。職場の衣装に統一したり、上着だけでも統一感を持たせることでそれっぽくなってきます。自分たちもちょっとこだわりをつくることで踊るときもなりきることができて、楽しい雰囲気で撮影が出来ます。

また、1シーン目と2シーン目で映像が切り替わるのでそのときに、同じような人数で同じような人の並びで踊っていると、映像が変わった感じがしなくて印象も弱くなってしまします。なるべく、シーンのつなぎのことを考えて人数構成や人の並び方を考えてみましょう。

撮影後の再生チェックは忘れずに

撮影の前後を長めに撮影することと、1回撮影をしたら再生して本当に大丈夫か確認をしましょう!もし、ちょっと微妙かもなって思う点があればしっかりとリテイクを撮影しましょう。もし、ダメだったからもう一度撮影をお願いするということを考えればその場でもう一度撮影をすることが絶対オススメです。

フォーチューンクッキー編集の仕方

撮影した素材をどのようにして編集していくか順番に解説をしていきます。

1、素材をパソコンに取り込む

まずは、撮影してきたビデオ素材をパソコンに取り込みます。SDカードを直接パソコンに差し込んでデータをコピーする。もしくはSDカードリーダーを使って、パソコンにデータを取り込んで下さい。編集データがばらばらにならないようにパソコンにフォルダをつくります。「フォーチューンクッキー余興ムービー」などと名前をつけます。

その中にさらに「ビデオ素材」などのフォルダ名をつけてそこにデータをコピーして下さい。データの管理をぐちゃぐちゃにしてしまうと、編集ソフト上でデータが読み込まなくなった際に探し出したりする際に大変ですので、フォルダを作って管理をしましょう!

また、BGMもパソコンにデータを取り込んで「フォーチューンクッキー余興ムービー」フォルダにデータを保存するようにして下さい。その他、写真データや効果音などで使用した音声データなどありましたらまとめてこちらのフォルダに入れ込むようにして下さい。

2、使う素材を選んで編集のタイムラインに配置をする

次に編集ソフトを立ち上げて下さい。ウインドウズであれば無料のウインドウズムービーメーカーというソフトでも編集は可能です。Macの方はiMovieというソフトが使用しやすいと思います。

まずは、OKカットを選んで、編集ソフトにインポートをしていきます。慣れないソフトの場合必要な素材だけを読み込む方が作業はしやすいと思いますので、パソコンでデータを確認して、OKカットを探して、確認できたら編集ソフトに読み込みましょう。

そして、一通りデータを読み込めたら、歌詞の順番に配置をしていきましょう。

3、使うシーンのみをカットしてつなぎ合わせてみる

次に配置した映像のいらない部分をカットしていきましょう。この時にBGMにあわせて配置をしていってください。歌詞と歌詞の間の間奏部分も必要になるのでそういった部分を前のカットを使うのか後ろのカットを使うのかも考えて、編集をしていきます。

この時に間違って作業をしてしまう時がありますのでそんな時は冷静になって「1つ作業の前に戻る」ことができる機能がありますのでそちらを使用しましょう。ウインドウズの場合は「Ctrl+Z」、Macの場合は「Command+Z」にて間違った作業を取り消せますので安心してください。

また、作業の途中で保存をしないで行うと、いきなりパソコンがフリーズしてしまったりして今までの作業が水の泡になることもありますので小まめに保存をするようにしてください。

ちょっと細かい作業したが、ここまで行えばほとんど完成です。

4、テロップを入れて、面白みを出していく

最後に、動画に自分たちらしさを演出するということでテロップを入れていきます。
フォーチューンクッキーの動画であれば、参加して踊っているメンバーの名前やいつの時の知り合いかなどを入れていくといいでしょう。
「中学校の部活時代の仲間」
「幼い頃の新郎を知る近所のおじさま、おばさま一同」
「職場の先輩」
など、どういった方たちが踊っているかを見せてあげるとゲストの方も楽しめると思います。

5、余興ムービーをより面白くする

余興ムービーは長くなってしまうと見るゲストも疲れてしまいます・・・
ただ、面白いストーリーがあったりすると、逆に見たいと思っていただけるものです。

歌が始まるまえに冒頭に映像を入れて興味づけをするのも良いでしょう。
いきなり歌が流れるよりは前振りがあることで人は映像に引き込まれやすくなります。

例えば、
余興の作戦会議をしているシーンや新郎がAKBが好きだったよね!って無理やりこじつけたり、
「新郎●●君の秘密を友人から告白します。2年まえいつも夜一人でニヤニヤしながら映像をみていた●●君
毎日のように見ていました。やっぱり、この一生に一度の機会にもこの映像は見たいんじゃないかなって思って
みんなでその映像を再現してました。ぜひご覧ください。」

こんなような前振りがあると、新郎自身は「えっ、何やるの?」って気持ちになります。
ちょっと焦りますよね(笑)ゲストのみんなも新郎何見てたんだろうってちょっと気になります。

そういった余興に興味をもってもらう前振りを映像でも、当日マイクをもって話ししてもいいのでは無いでしょうか?

だったり、

余興ムービーに新婦も参加いただいて、みんなガチで女装したりします。

「今回は新郎が大好きなAKBのフォーチューンクッキーをみんなで踊ります。折角なんで誰が良かったか、映像の最後に教えてください」
という、前振りをしておけばやっぱり新婦さんを選んでいただいて、最後に新郎から新婦へメッセージなどももらって、一つの余興として面白くなるのでは無いでしょうか?

こんな感じでフォーチューンクッキーをみんなで踊る意味などを冒頭に伝えると余興を行うストーリーが出来て良いと思います。

フォーチューンクッキーを余興でやっている方は多いと思いますが
それを少しアレンジすることでより楽しい披露宴の余興になりますのでストーリーを考えて余興ムービーを作ってみてください。

撮影は出来るけど、編集は少し大変かも?って思う方へ

恋するフォーチューンクッキーのダンス動画は細かく音に合わせて編集をするところがポイントになります。でも、細かな部分を調整するのは少し手間がかかってしまったり、慣れていないと上手くできない可能性もあります。

そういった際は、余興ムービーの編集業者に依頼をするのも一つの手です。

だいだい、3万円〜10万円ほどで行ってもらえます。業者によっては素材が多いと対応してくれないケースもありますが、プロにしっかりと仕上げて欲しい場合は一度相談だけでもしてみるといいです。