結婚式のスケッチブックリレーおすすめ6選ーアイデア次第で簡単に制作も可能!

2018年9月20日

大切な友達の結婚式で余興に使うムービーを作ることになったら、単なるムービーではなく、新郎新婦に喜ばれるものを作りたい。でも、仲間とは離れ離れだし、打ち合わせにも時間がとれない…。

そんな方におすすめなのが「スケッチブックリレームービー」です。

スケッチブックリレームービーとは、たくさんの友人に新郎新婦へのメッセージを描いたスケッチブック(画用紙)を見せる映像を撮影し、それをあたかも映像の中でリレーしているように見せる手法で作った映像作品のことです。仲間がそれぞれのメッセージを送ることで、自分たちにしかできない余興ムービーが作れるのと同時に、新郎新婦やゲストを楽しませることもできます。

また、当日は再生するだけなので緊張したり、失敗したりする心配はありません。

この記事では様々なスケッチブックリレームービーのパターンを紹介するので、参考にしてみてください。

余興で新郎新婦が喜んでもらえるスケッチブックリレー6選

それでは、どのようなスケッチブックリレーのムービーが新郎新婦に喜ばれているのかを見てみましょう。 各ムービーのアイディアを制作する時の参考にしてみてください。

1.メッセージは「新婦の好きなところ」で集めてリレーする


スケッチブック(画用紙)には、「結婚へのお祝いメッセージ」を書く場合がほとんどです。しかしこのムービーは、「新婦の好きなところ」を書いてもらうことで、「結婚おめでとう」「お幸せに」「HAPPY WEDDING」「寿」という言葉に寄ってしまいがちな他のメッセージビデオと変化をつけています。

お祝いのメッセージももちろん嬉しいですが、一人ずつから好きなところを告げるメッセージにすることで新郎新婦にもっと喜んでもらえるでしょう。

また、オープニングで「新婦の好きなところ」と見せるなど、映像に引き込ませる工夫がなされている点も良いポイントですね。

2.ムービーに想い出の場所なども入れる


(出典:YouTube

この動画のアイディアは、出演者とスケッチブック(画用紙)のメッセージだけでなく、新郎新婦の思い出の場所や写真を映像の中で見せている点です。思い出の場所なので新郎新婦も楽しめますし、意味のある背景に次々に切り替わるため、ゲストも興味深くムービーを見ることができます。

また、はっきりとした太いペンを使ったり、短い文章で統一するなどの工夫もなされており、披露宴でスクリーンに上映しても文字が読みやすいですね。

3.スケッチブックの表紙・イラストにこだわる


(出典:YouTube

スケッチブックの表紙にちぎり絵でつくられた新郎新婦のマスコットと「HAPPY WEDDING」というメッセージを描いているのが、印象的です。

世界に一つしかないスケッチブックが回されていくことで、本当に同じスケッチブックが回されていることが強調され、リレー企画の臨場感が増していますね。

余興の最後で、このスケッチブックを渡せば「ムービーに出ていたスケッチブックだ」ということが伝わりやすく、リレーの終着点が結婚式になっていることでムービーとのつながりを実感し、より喜んでもらえることでしょう。

また、こちらのムービーでは出演者それぞれがスケッチブックにイラストやあいうえお作文など、メッセージ以外のバラエティ豊かな書き込みを行っているため、飽きずにムービーを見続けることができますね。

4.出演者が誰なのか字幕で示す


(出典:YouTube

スケッチブックリレーに参加した人の登場に合わせて、画面の下にテロップをいれています。このテロップには参加者のかんたんなプロフィールが書いてあるので、参加者を知らないゲストにも嬉しい心配りですね。このようなひと工夫も、ゲストへの思いやりと言えます。

他にもスケッチブック(画用紙)を読みやすくする工夫がなされています。例えば、スケッチブックを早くカメラから下ろしてしまう人がいたら、スローにして読みやすくしていたり、スケッチブックを出したら、カメラに近づくなど、読みやすくするように工夫している点も見やすくて良いですね。

スケッチブック(画用紙)の渡し方もただスケッチブックを渡すだけではありません。カメラの前にスケッチブックを接近させて渡したり、直前に登場した人が次の人の画面にも登場して、渡しに行く演出をしたりとバリエーションが豊富で、新郎新婦も楽しみながら見ることができるような工夫が施されています。

5.スケッチブック以外にもストーリーを持たせる


(出典:YouTube

この動画は、Superflyの「愛をこめて花束を」に合わせ、スケッチブックリレーの参加者から花とお祝いのメッセージを集めています。集めた花とメッセージを、結婚式の披露宴で新郎新婦に渡すというストーリーがこのスケッチブックリレーのムービーに収められているのです。

またスケッチブックの渡し方にも一工夫いれています。ただ手で渡すそぶりだけではなく、草むらに隠してみたり、自動販売機のなかに隠してみたりと、いろんなパターンが参考になるはずです。出演者がみんな楽しそうに登場しているのも新郎新婦からみても嬉しいポイントですよね。

スケッチブックだけでなく、人とのつながりを可視化するような仕掛けを加えると、より新郎新婦にとって感動的なムービーになるでしょう。

また、サビはみんなで歌うようなシーンを準備することで、ムービーにメリハリを与えることにも成功していますね。

6、サッカーボールでリレーをする!部活仲間ならではのメッセージリレー

このリレームービーは、サッカー部の仲間でサッカーボールをリレー行なっています。

特にオープニング可愛いくて素敵です。お子さんがスケッチブックを持ってテンポよく切り替わります。そして、最後に「結婚オメデトウ」の文字を表現しています。可愛すぎて見いちゃいますね!

そして、仲間同士集まってサッカーボールをダイレクトに繋いでいき、最後は空へと蹴り上げていき、サッカーボールリレーがスタートします。

オープニングのストーリーが作り込まれていて、そのあとのムービーへの期待感を上手に高めています。

このムービーでは、サッカーボールに動画の中でメッセージを書くのは難しいので、書いているところを写真でスライドショーにしています。動画だけでは単調になってしまうところを、ムービーと写真を入れ違いにすることで変化をつけているところがいいですね。

結婚した仲間が奥さんやお子さんも参加して作ったムービーは、家族ができると幸せだぞってことも間接的に伝えている感じになっていて、これからまた家族ぐるみで付き合っていきたいってことも伝わってきます。

 

スケッチブックリレーの余興ムービーの作り方!

スケッチブックリレーのムービーを頑張って作ったけど、メッセージが見辛くて、結局何が何だかわからないムービーになってしまった…というのは避けたいですよね。

また、淡々とスケッチブックを持った人が現れるだけの動画になってしまい、無機質でつまらない動画になってしまうということもよくあります。

そのようなことにならないように、しっかりとポイントを押さえて行いましょう!

  1. しっかりと準備期間をとる
  2. 文字はとにかく大きくはっきり描く
  3. 文字が読めるように配慮して撮影する
  4. スケッチブックの受け渡しを工夫する
  5. 編集のコツは効率よく、わかりやすく

1.しっかりと準備期間をとる

まず、少なくとも挙式2ヶ月前くらいには撮影を開始しましょう。様々な人に協力を仰いだり、メンバーのスケジュールに合わせていたりしていると、少なくとも2週間程度は撮影に時間を組んだ方が良いでしょう。1ヶ月は編集期間です。予期せぬ遅れにも対応できるように、2週間の猶予を準備しておくと、余裕をもって創意工夫のあふれる制作を行うことができます。日々の仕事や家事をしている余暇で行うことですから、スケジュールの余裕は重要です。

遠方に住んでいる人は、撮影のルールを共有してスマホで送ってもらっても構いません。その時、必ずスマホは横向きにして撮影するように伝えたうえ、しっかり締め切りを設けるようにしてくださいね。

新郎新婦との関係の深い登場人物の多さが感動を呼びます。なぜなら、制作にたくさんの人が協力してくれたということを実感することができるからです。そのため、なるべく早めに動き始めてなるべく多くの人に登場してもらいましょう。撮影時間の短縮のために、複数のスケッチブックを準備し、同時に撮影を進行させていくのもアリです。

仕事の合間にしか編集作業はできないという場合、挙式1ヶ月半前までくらいには撮影は完了できれば理想的でしょう。素人の動画編集にはトラブルがつきものです。1ヶ月を切ると、余裕がないと思った方が良いですね。

編集に慣れていない人は、映像を取り込むのが思うようにいかなかったり、映像をDVDに焼くのがうまくいかなかったりと思わぬところで時間がかかったりしてしまうこともあります。当社のような業者に制作を任せるというのも安全策とクオリティを担保するために有効な方法です。

2.とにかく大きくはっきり描く

スケッチブックリレー 書き方

スケッチブックにメッセージを書いてもらう際、撮影用であることを書き手に意識してもらい、画面で見やすいように大きくはっきり書いてもらうことが重要になります。字が小さいとスクリーンで表示された際に、何が書いてあるのかわかりません。

そのためペンはボールペンなどではなく、PROCKEYやPOSCAなどのはっきりとした太字のものを使いましょう。また、クレヨンもおすすめです。色をたくさん準備し、カラフルにできるようにしましょう。

また、黄色や水色などの明るい色のみで書くと文字が薄くて見にくくなってしまうので、濃い色で文字の周囲を加工など、はっきり見える工夫を施すようにしてください。

また、出演者にはなるべく「自分らしいメッセージ」を書くように意識してもらうと良いでしょう。イラストが得意な人にはイラストを描いてもらっても良いです。

そうすることで、スケッチブックの内容にバリエーションが出てきて、会場によりムービーの内容に興味を持ってもらうことができ、盛り上がります。

3.読めるように配慮して撮影する

撮影する際はスケッチブックに何が書かれているか、会場の人たちに認識できるように気を付けてください。具体的には以下の点です。

  1. スケッチブックを見せた後に揺らさない
    揺らしたくなる気持ちはわかるのですがせっかく書いたメッセージが読めなくなってしまいますのでご注意ください。
  2. スケッチブックが画面から切れないように注意
    撮影の時はリハーサルをしてどのくらいまで接近して良いかなどをテストすると良いです。
  3. スケッチブックを持つ指で文字を隠さない
    スケッチブックいっぱいに書いた文字が指で隠れてしまうこともあるので、撮影するカメラマンはその辺りもチェックしてあげてください。
  4. スケッチブックを見せた状態を3~4秒維持してもらう
    スケッチブックの維持していれば、体を揺らしたり、顔の表情を変えたりして祝福を表現するのはOKです。
  5. スケッチブックの文字にカメラのピントを合わせる
    ビデオカメラで撮影をしているとピントが合わないことがあるのでその点は注意してください。
  6. 三脚を使わない場合はカメラがブレないように注意
    スマホでの撮影の場合は三脚を使わないと思うので脇をしてスマホを固定するイメージで撮影をしてください。

ここを注意しないと、せっかく書いたメッセージがムービー上で誰も読めなくなってしまいます。

また撮影時には、スケッチブックと一緒に手を振ったり、踊ったりする動画も素材として撮っておくと編集時に音楽等の都合で隙間になってしまった場所に使えたりして便利です。

4.スケッチブックの受け渡しを工夫する

受け渡し

スケッチブックリレーなので「スケッチブックの受け渡し」の場面は、面白い演出をした方がゲストや新郎新婦も飽きずにムービーを見ることができます。定番な受け渡し方法としては以下のようなものがあります。

  1. 横に渡す(左へ渡す右から受け取る)
  2. 投げ渡し(投げるキャッチする)
  3. 落とし渡し(落とす上からキャッチする)
  4. 前渡し(カメラの目の前に渡すカメラの目の前から取る)
  5. 前の人が届けに行く・映り込む

ご自身でも何か良い演出がないか考えてみてください。こちらの動画はいろいろなパターンがあるので動画を見てアイデアの参考にしてみてください。

5.編集のコツは効率よく、わかりやすく

編集はまず、必要な部分を切り取って、リレーの順番につなげていきます。音楽は特に冒頭のオープニングの箇所は意識して制作すると良いでしょう。リレーのスタートと曲のスタートを一緒にするなど工夫するとテンポよくみれる動画になります。動画の順番が配置できたら、字幕やエフェクトなどの細かな編集をしていくのがおすすめです。

編集していると「かっこよく編集したい」という気持ちが出てくるかもしれませんが、まずは「誰にでもわかりやすいこと」を最優先に考えてください。それが、初心者でも上手に編集するコツです。

編集でムービーをわかりやすくするために、出演者の関係性を字幕で示したりする編集を行うことがあるかと思いますが、字幕を入れる際は上下左右にスペースを空けるようにしてください。

ギリギリに字幕を置いてしまうと、結婚式場のスクリーンからはみ出てしまうことがあるのです。

また、結婚式場がどのようなメディアに対応しているのかを確認しましょう。一般的にはDVD-Rで納品を求められるケースが多いです。上映の確認をしなくてはならないので、結婚式の1週間前までにはプランナーさんの手元に届くようにする必要があります。

スケッチブックリレーはアイディア次第で感動を呼べる

結婚式 感動

スケッチブックリレーは比較的簡単に作れる余興ムービーでありながらも、アイディア次第では新郎新婦にたくさんの感動を与えられる有効な手段です。

この記事で紹介した数々のアイディアを参考にして、スケッチブックリレーのムービーを作ることでゲストを楽しませることができるでしょう。

画面分割をしたり、少し凝った演出をして、新郎新婦やゲストをあっと言わせたいという方は当社まで気軽にご相談ください。