余興をお願いできる人がいない時の対処方法

2017年8月26日

「ゲストに余興準備の負担を掛けたくない」「友達関係のゲストを招待していない」などさまざまな理由で

『余興をお願いできそうな友達がいない…』
と頭を抱えてしまう新郎新婦さまも少なくないんです。

そこで今回は、結婚式の余興をお願いできる人がいないときの対処方法をご紹介。
合わせて、今の悩みを解決するべく余興をしないという選択肢についても解説します。

「余興って頼みにくい…」と思う新郎新婦は多い

余興 頼みにくい
「結婚式の余興を頼めるゲストがいないんです」筆者がプランナーをしていた当時、たくさんの新郎新婦さまから同じような相談を受けました。

確かに「披露宴といえば、余興で会場を盛り上げる!」はマストな流れだと思われがちです。

披露宴をするとなれば、ゲストの中から誰かを選び
「余興をお願いしなくては!」
と思う一方で、ゲストの負担を思うとそうそう簡単には頼めそうにない……。

だから、結婚式の余興を頼めるような友だちがいないと悩む新郎新婦さまが多いんですよね。

そもそも歌やダンスが得意な人がゲストの中にいれば頼みやすくてラッキーですが、必ずしもそんなゲストがいるとは限りません。

中には

  • 「私たちの友達は、みんな人前に出るのが苦手で……」
  • 「仕事がいそがしくて、余興の練習に時間を割けそうな友達がいないんです……」
  • 「出席者はみんな親族。余興を気軽に頼めそうなゲストはいません……」

などさまざまな理由から、余興を頼むゲストがいないと悩む新郎新婦さまがいます。

でも大丈夫。
そんなときは、無理にゲストに余興をお願いする必要はないんですよ。

結婚式でゲストに余興をお願い出来る人がいないときの対処法

余興 プロに頼む

では、ゲストの中に余興をお願いできそうな人がいない場合はどうすればよいのでしょう。

元プランナーの筆者からはおすすめの方法が2つあります。

  1. プロのパフォーマーに依頼する
  2. 新郎新婦が余興の代わりになる演出をする

ゲストには負担を掛けず、でもゲストに余興をしてもらうのと同じくらい、いえ、それ以上の盛り上がり効果も期待できる方法です!

1・結婚式の余興はプロのパフォーマーに依頼する

まず一つ目の方法は、結婚式の余興をプロにお願いする方法です。

デメリットは、友達にお願いするよりも費用が掛かってしまうということ。

ですがここでポイントになるのが、友達に余興をお願いしても、結局一定のお礼はしなくてはいけないという点。

余興のお礼の方法はさまざまで……

  • 現金で渡す
  • 特別なプレゼントを用意する
  • 新居に招待して料理を振る舞う

などありますが、結局何等かのお礼に対する費用は必要です。

ですから、プロに余興を依頼する費用との差額を考えても、友達に負担を掛けなくても済むのであれば決して高い費用負担にはならないという考え方もできますね。

結婚式でおすすめプロの余興パフォーマンス『フレアカクテルショー』

ボトルやシェイカーを使って、色鮮やかなカクテルを次から次へと作り出す『カクテルパフォーマンス』!

なかなか見る機会も少なく、私が担当させていただいた結婚式でも大人から子どもまで興味津々でゲストが釘付けになっていました♪

時折大きな歓声も沸き、ゲストや新郎新婦さまへ出来上がったカクテルをサーブするなどゲストとパフォーマーとのコミュニケーションも会場を盛り上げるきっかけに。

結婚式でおすすめプロの余興パフォーマンス『フラッシュモブ』


会場のスタッフだと思っていた人が突然踊りだす♪

ゲストの一瞬の戸惑いから、パフォーマンスに魅了され会場全体が一体感へと包れる『フラッシュモブ』は、結婚式でも人気の高いプロの余興パフォーマンスです。

ちなみにこちらの動画は、新婦さまから新郎さまへのサプライズ余興の様子。
新郎さまの驚きから感動の涙の表情は必見です!

結婚式でおすすめプロの余興パフォーマンス『フラッシュモブ~新郎新婦編~』


こちらもフラッシュモブですが、新郎新婦もいちメンバーとなりゲストへサプライズを仕掛ける『フラッシュモブ』です。

「新郎新婦入場です!」
と見せかけて、サプライズでダンサーの入場に。そして会場が盛り上がったところで改めて新郎新婦の入場に切り替わります。

新郎新婦さまとダンサーとのフラッシュモブが終了したら、次はスクリーンに注目!
サプライズ演出のメイキング映像がながれ、最後にはゲストへのメッセージへと続きます。

これだけの大作があれば、他に余興は必要なし!
短い余興をいくつもするよりも、インパクトのある余興を一つする方がゲストの印象には残りやすくなりますよ。

結婚式でおすすめプロの余興パフォーマンス『生演奏』

披露宴の雰囲気をシックで大人っぽい雰囲気にしたいならおすすめのプロ余興といえば『生演奏』

乾杯やケーキカットなど主要な演出に合わせて演奏してもらってもOK!

余興でプロの奏者の方に生演奏をお願いする場合は、拘束時間や演奏する曲目、また奏者の人数によって予算が異なります。

気になる場合は、一度プロの奏者を派遣してくれる会社にお見積りをとってみても。

2・新郎新婦が余興に代わる演出をする

二つ目は、余興を友だちやプロに頼まず、新郎新婦さま自身で余興役を担う方法。

とはいえ、結婚式当日に余興を披露するとなると、新郎新婦さまにとっては何かと負担に。
また当日は、新郎新婦さまに限っては余興の打ち合わせをする時間もないので、歌やダンスとなると少し心配ですよね。

そこでおすすめなのが、新郎新婦さま自身でゲストをもてなす余興ムービーを作成する方法です。

「余興ムービー」ときくと、余興をするゲストが作るものだと思っている新郎新婦さまもおられます。

けれどホントのところは、新郎新婦さま自身も大きなスクリーンでゲストの笑いを誘うような余興ムービーを作るのもアリです。

ゲストをおもてなしするための余興ムービーといえば、まずおすすめなのが披露宴の冒頭、新郎新婦さまが入場する前に流す『オープニングムービー』

既存のアニメやドラマ、映画などを使ったパロディムービーや

新郎新婦さまの自己紹介や、ゲストへのメッセージを込めたオープニングムービーも。

また披露宴の締めくくりには、ゲストみんなの名前を流すことが出来る『エンドロール』もおすすめです。

エンドロールは披露宴の最後、新郎新婦さまやご両親が退場したあとに流すもの。

こちらのエンドロールでは、ゲストの名前だけではなくゲスト一人ひとりにあてたメッセージも掲載されています。

そしてもう一つおすすめのポイントが、こちらのエンドロールはiPhoneの機能iMovieで作られたというところ。
パソコンがなくても、スマホでクオリティ高い余興ムービーを作ることが出来るんです♪

とはいえ

  • 「スマホでも余興ムービーを作る時間がない!」
  • 「これまで余興ムービーを作ったことがない。作り方がイマイチわからなくて不安」

そんな方はプロに余興ムービーの制作を依頼することもできます。
気軽にご相談くださいね。

こちらは最近人気の高い『サンクスムービー』をご紹介する記事。
花嫁の手紙の代わりに余興ムービーを流す演出です。参考までに是非ご覧ください!

『結婚式で花嫁の手紙代わりにサンクスムービーを!作り方・注意点は?』

「披露宴は余興をしない」という選択肢

余興 しない

余興を頼める友達がいないなら、プロに頼んだり新郎新婦さま自らが余興ムービーなどを作る対処方法をご紹介しました。

ですがそもそも披露宴をするからといって、必ずしも余興をする必要はないのをご存知ですか?

「結婚式をするなら、余興をだれかに頼まなくちゃ!」と思い込んでいる新郎新婦さまは多いです。

確かに余興は、披露宴を盛り上げるためのもの。
でもゲストのおもてなしを大切にする結婚式であれば、余興のような‘見せる演出’ばかりではなく

  • ゲストの期待が大きい料理をゆっくり堪能していただける時間
  • 新郎新婦さまを含めた会話を楽しむ時間

などゲストがリラックスできる時間を提供することも結婚式では大切。

仮に新郎側と新婦側、それぞれ1組ずつの余興の予定を無くすとします。
そうすると、約15分程度の余裕ができます。その15分を使って

  • ゲストがゆっくりデザートを楽しめる『デザートブッフェ』をする
  • ケーキカットしたウェディングケーキを新郎新婦さま自らがサーブする『ケーキサーブ』

など友達の余興ではなく、おもてなしをする演出に切り替えても。

余興をしないとはいえ、適度に料理に関する演出を入れるので間延びする心配もありません。

むしろ余興のない演出は、時間にも余裕がうまれ、ゆっくりゲストをおもてなしすることができますよ!

まとめ

「結婚式で余興を頼める友達がいない!」という方へ、友達に頼まなくても余興を楽しむ方法や、余興をしないという選択肢についてご紹介しました。

結婚式の余興をお願い出来るのは友達だけではありません。
プロの余興パフォーマーに依頼をしたり、余興ムービーを作って新郎新婦さま自ら余興をすることもできます。

また結婚式だからといって余興がマストではく、余興をしないという選択肢があることも知っておいてください。

余興をしない分、時間に余裕ができるのでゲストとの会話や料理を堪能することができますよ!

結婚式に決まったカタチはありません。
せっかくの大切な結婚式ですから「余興を頼める人がいない」そう悩んでいるのなら、余興を無くしてゲストとのコミュニケーションを大切にする時間を作ってみませんか?
きっとおふたりらしい結婚式が挙げられるはずです!