【余興をお願いするときの正しい方法とマナー】快く引き受けてもらうためにできること

結婚式の披露宴を盛り上げるためには、欠かせない余興。

でも、ふと余興を依頼される側のことを考えると
「仕事が忙しいのに、負担にならない?」
「ホントは人前で何かをするのって、苦手なんじゃ……」

余興をお願いしたい気持ちとは裏腹に、何かと心配事も多いですよね。

そこで今回は、余興をお願いするときの正しいマナーをご紹介します。

結婚式の余興をお願いするタイミングや方法、それに結婚式当日を迎えるまでのサポート次第では、余興をする側の気持ちもウンと変わりますよ!

Step1・結婚式の余興を頼むべきはこんな人!

結婚式の余興に向いているゲスト
結婚式の余興といえば、一般的には新郎側と新婦側それぞれ1~2組ずつ依頼するものです。

新郎側が1組なら、新婦側も1組。
と余興の組数はそれぞれ合わせるようにすると良いでしょう。

そして余興をお願いするベストな人選といえば……

    • 以前余興を引き受けたことがあるゲスト

これまで結婚式の余興で、自分が余興をしたことがあり、そのときの新郎新婦さまがゲストとして来ているなら、その方に余興をお願いしてみても◎
一度引き受けている分、今回余興をお願いするのも気軽にできますよね!

    • 歌やダンスなど特技のあるゲスト

ゲストの中には、日頃から歌が得意だったり、ダンスを習っているなど、特技を持っている人はいませんか?もし心当たりのある方がいるなら、ぜひ!

    • 仕事やプライベートに比較的余裕のあるゲスト

余興は結婚式で披露するだけではなく、それまでの準備が大変でゲストに負担を掛けさせてしまいがちです。

ですから、仕事が多忙で残業続きや休日の少ないゲストは避けるべきでしょう。
また小さな子どもがいるゲストも、育児以外に時間を割くのが難しい場合も……。

定期的にしっかりお休みがとれていて、自分の時間を確保するのに余裕のあるゲストにお願いするようにしましょう。

Step2・余興を依頼するベストなタイミング

余興をお願いするタイミング
結婚式の余興をお願いするベストなタイミングは、招待状発送よりも前です。

‘招待状発送よりも前’である理由は、余興をお願いしたゲストには招待状の封筒の中に
『余興をお願いします』
という付箋を入れる必要があるからです。

招待状の付箋で初めて余興のお願いをするのはマナー違反!
必ず招待状発送前に、余興のお願いをした上で、招待状を届けるようにしましょう。

となると、招待状を発送する時期を知る必要がありますね。
では、結婚式の招待状作成スケジュールを見てみましょう。

  • 結婚式の約4ヶ月前:招待状のデザインを決める
  • 結婚式の約3ヶ月前:招待状の印刷をする
  • 結婚式の約2ヶ月前:招待状を発送する
  • 結婚式の約1ヶ月前:招待状の返信ハガキが返ってくる

以上のスケジュールになります。

ということは、結婚式の約2ヶ月前の招待状の発送までには、必ずゲストに余興をお願いする旨伝えておく必要があります。

ですが、これはあくまでも‘最低でも結婚式の2ヶ月前’であることを心得ておきましょう。

余興の内容によっては、結婚式の2ヶ月前では遅い場合があります。
また複数で余興をする場合には、練習や打ち合わせのスケジュールを合わせるのも大変です。

そのため出来れば、結婚式の3~4か月前には知らせておく方が、余興をする側のゲストのことを思うと親切です。

また万が一、余興をお願いしたい人に断られたとしても、早い段階であれば別のゲストに改めて打診をすることもできますからね!

Step3・正しい余興のお願いの方法

余興をお願いする方法
余興をお願いするときには、いちばん大切なことは丁寧さ。そのため直接会って依頼するのがマナーです。

前述の通り、余興は結婚式当日はもちろん、準備段階からゲストに負担を掛けてしまいます。
しかし「〇〇ちゃんのためなら!」とお祝いの気持ちを込めて受けてくれるんです。

ですから、決して軽いノリでお願いしないようにしましょう。
メールやSNSでメッセージを送ったり、人を介して依頼するのはNG。

直接会って
「〇月〇日、△△で結婚式をするんだけど、そのときに余興をお願いできるかな」
と伝えるようにします。

ただし相手の都合もあり、直接会うことが難しい場合は、電話でもOK。

そして直接依頼した上で「余興OK」の返事をくれたゲストへ、招待状の中に『余興をお願いします』という付箋を入れるようにしましょう。

ちなみに付箋に入れる例文は以下の通りです。

『誠に恐れ入りますが 当日披露宴にて余興を賜りますよう お願い申し上げます』

句読点は‘終わり’‘区切り’を意味するもので、結婚式のペーパーアイテムでは使用しないのがマナーです。注意しましょう!

Step4・余興準備がスムーズにすすむために新郎新婦ができること

余興をお願いするときに伝えておくと良いこと
結婚式の余興は「お願いしたらおわり!」ではないので注意をしましょう。
むしろ、お願いした後のアフタフォローがどれだけできるかで、ゲストの心証も大きく変わってきます。

以下の3つは、余興をしてくれるゲストに事前に伝えておくと丁寧です。

式場の連絡先と担当者名

余興の内容によっては、新郎新婦さまに秘密でサプライズを考えてくれていることもあります。

ですから、余興をしてくれる人と担当プランナーさんがスムーズに連絡を取れるよう

  • 式場名と連絡先
  • 担当のプランナーさんの名前

以上の2点は伝えておくようにしましょう。

また担当プランナーさんにも、余興をお願いしている人の名前を伝えておくと◎。

式場の設備状況

結婚式当日になって「踊る場所がない!」「マイクが足りない!」なんて事態にならないように、余興をしてくれる人には、事前に式場の設備は伝えるようにしましょう。

式場によって、また会場の広さに対して予定しているテーブルの数によっては、余興をするための広いスペースを確保することが難しい場合があります。

  1. 余興が出来るスペース
  2. 使用できるマイクの本数
  3. 演奏をする場合には、譜面台やアンプのセッティング有無
  4. スクリーンやプロジェクター機材

この4点は事前に確認をし、余興をしてくれるゲストへ伝えましょう。

披露宴の進行

結婚式の打ち合わせが2~3回目になると、披露宴の進行表もおおまかに決まってきます。
そうすれば、

  • 余興の所要時間
  • 披露宴がはじまってから余興までの待ち時間
  • 余興の出番は、どのプログラムのあとなのか

などが自ずと見えてくるもの。

結婚式当日、自分の出番がわからないままだと、なんだか落ち着かなくてせっかくのお料理も楽しむことが出来ないですよね。
ですから、披露宴のおおまかな流れが決まったら、余興をしてくれるみんなにも事前に伝えるようにしましょう。

Step5・余興のお礼の相場と渡し方

余興のお礼
結婚式の余興を頑張って引き受けてくれたゲストには、必ずお礼もしましょう。

結婚式の余興 お礼の相場

結婚式の余興をしてくれた方々へのお礼の相場は、3,000~5,000円です。

現金でお礼をする場合には、新札を用意しポチ袋に入れて渡すのがマナーです。
最近では、こんな風にポチ袋を花嫁DIYするプレ花嫁さまも多いですね!

 

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セリアやDaisoなどの封筒を利用し、トレーシングペーパーに文字を印刷すれば、オリジナルポチ袋の完成です!

結婚式の余興 お礼を渡すタイミング

余興のお礼を渡すタイミングは、披露宴が終わったあとです。

ただし結婚式当日の披露宴後といえば、新郎新婦さまは帰り支度でバタバタ……。
余興をしてくれたゲストも、二次会へ移動してしまったり、帰ってしまう場合もありますよね。

ですから、必ず事前に担当のプランナーさんに
「披露宴のあと、余興をしてくれたみんなにお礼を渡したいんです」
と伝えるようにしましょう。

そうすれば余興をしてくれたゲストを控室に誘導してくれたり、送賓時に準備しておいたお礼の品を渡すタイミングを作ってくれます。

またどうしても結婚式当日お礼を渡すタイミングが作れない場合には、新郎新婦さまに代わってご両親から渡してもらってもOK。

ですがご両親に代理で渡してもらった場合には、必ず結婚式当日中、もしくは翌日以降の早い段階で直接お礼を伝えるようにしましょう。

結婚式の余興 現金以外でお礼をする場合には

また親しい友人の場合は、現金でお礼をするとかえって気を使わせてしまうこともありますね。

そんな場合には、

  • 相場程度のプレゼントを渡す
  • 新婚旅行のお土産を買ってくる
  • 余興をしてくれたゲストみんなを新居に招待して料理を振る舞う
  • 「余興の打ち上げ」と称して、みんなで食事へ出かけて食事代を負担する

とそれぞれ違ったカタチでお礼をする先輩カップルもおられますよ!

まとめ

新郎新婦さまから結婚式の余興をお願いするときの正しいマナーについてご紹介しました。

「ふたりのためなら!」と快く引き受けたい結婚式の余興ですが、実際のところは事前準備も大変で、結婚式当日は楽しみにしていた料理を食べ損ねることもあるなど、何かとゲストには負担を掛けがちです。

だから余興をお願いするときには、正しいマナーを心得た上でお願いすることが大切。
また余興のお願いは「引き受けてもらったらOK」で済ませるのではなく、結婚式を迎えるまでのフォロー、そして結婚式後のお礼も忘れないようにしましょう。

結婚式という晴れ舞台に華を添えてくれる余興。
そんな大事なシーンを飾ってくれるゲストには、感謝の気持ちを忘れず接するように心掛けましょう。