【コロナ禍での結婚式余興】感染予防に注意しながら祝福する演出や余興について

2020年8月5日

コロナウィルスの感染拡大により、結婚式のカタチはこれまでとは大きく変わっています。

そもそも結婚式を予定通り挙げることが出来なかったり、挙げられたとしてもたくさんのガイドラインに沿わなければいけません。

新郎新婦さまも戸惑うことが多い中、更にゲストとして招待された方も
「余興を頼まれたけどどうしてあげたら良いのか……」
と戸惑ってしまう人も多いはず。

そこで今回は、コロナ禍における結婚式の余興について詳しく解説します。

withコロナの結婚式ではこんなガイドラインがあります

今、各式場ではコロナ禍の中で行われる結婚式には、以下のような感染予防のためのガイドラインを設けています。

式場によって詳細は異なるものの、その一部をご紹介しましょう。

    • 来館の際にはマスクを着用
    • 会場入場口での検温
    • 入場後、数回(披露宴前やビュッフェ前など)にわたり手指消毒
    • ゲスト同士での写真撮影はカメラの交換などは行わないようにする(スタッフに依頼することもできない)
    • お酒の注ぎあいはなるべく控える
    • 食事や写真撮影以外は、基本的にマスク着用
    • 大きな声で会話はできるだけ控える

これは結婚式に出席するゲストに対するガイドラインの一部。

大切な新郎新婦さまの結婚式で感染やクラスターが起きてしまわないよう、各式場では日本ブライダル文化振興協会が発表したガイドライン沿って感染対策が取られています。

コロナの感染拡大により結婚式の余興も大きく様変わりしています

結婚式 余興 歌

合わせて大きく様変わりしているのは、結婚式の余興のスタイル。

多くの式場では、結婚式の余興に対し以下のような余興スタイルをおすすめしています。

コロナ禍での余興①歌やダンスは避ける

これまで『結婚式の余興』といえば、定番中の定番だった歌やダンスは、密集密接、また飛沫感染の観点から『できるだけ控えていただきたい』としている式場がほとんど。

また1人で歌を歌う余興も、飛沫感染の予防のためゲストや新郎新婦さまからかなり距離を取っての披露となるため、少し寂しい印象も……。

▶ポイント
歌やダンスは、結婚式当日の感染の心配はもちろん、余興準備のためにゲスト同士が集まってしまうことへのグループ感染のリスクもあり『できるだけ控えて』とされています。

そのため現状は、余興をお願いされても歌やダンスを控える予定にしている方がほとんどのようです。

でも「どうしても何か披露してあげたい!」と言う場合は、どうしたらよいのでしょう……。

コロナ禍での余興②披露するなら別室で

一部式場では、歌やダンス、生演奏などを「どうしても結婚式で披露してあげたい」と言う場合は、別室に披露するスペースを設けてオンラインで披露宴会場のスクリーンと繋ぎ披露する方法を検討しているところも。

ただしココで注意したいことが一つ。
別室で余興をし、オンラインで披露するということは

  • 別室の使用料
  • オンラインで中継するためのカメラマンと撮影費用
  • 中継映像を流すためのプロジェクター使用料

など、オンラインをするが故の費用が必要になる可能性も。
そのため結婚式でオンラインをつないで、余興を披露する場合には事前に式場に問い合わせどのくらい費用が掛かるのかも確かめておくと安心でしょう。

コロナ禍の今だからこそ求められる結婚式の余興スタイルとは

結婚式 余興

そんなコロナ禍での結婚式で、改めて注目されているのが映像を使った演出、余興ムービーです。

  1. ゲストや新郎新婦は移動する必要がなく、接触感染を防ぐことができる
  2. 声を出さななくて良いので、飛沫感染の心配がない
  3. 出来上がった余興ムービーは事前に式場に送っておけばOK。当日、スタッフとの接触も最小限にできる

そこでこれから結婚式の余興を控えている方へ、おすすめの余興ムービーを感染予防の観点からも含めてご紹介します。

メッセージムービー

メッセージムービーは、コロナ禍以前より結婚式の余興ムービーの中でも特に人気の高い演出です。

メッセージムービーとは、結婚式に招待していない人にもメッセージを送っていただいて、1本の演出ムービーにし新郎新婦さまにプレゼントできる余興ムービーです。

わざわざゲストの元にメッセージをいただきに行く必要もなく、余興ムービーの概要を説明した上で、メッセージ撮影を依頼しておけば、あとはみんなからのメッセージが届くのを待つだけでOK。

他の人との接触はゼロにできます。
また結婚式に招待していない人にもメッセージを頂きやすく、新郎新婦さまにはサプライズにも☆

メッセージムービーのクオリティを上げるためには、メッセージ内容が重要なポイントに!この記事では、メッセージを収録していただく際のマナーや、印象に残るひと言にするためのポイントについてまとめてみました。

【10秒のビデオレターでインパクトを残す!】たくさんのコメントに埋もれないための方法

お披露目ムービー

結婚式当日、余興の披露が難しいようであれば、事前に余興をしているシーンを撮影して、結婚式当日ムービーとして流す方法もあります。

こちらは、オンライン結婚式で披露されたという演奏シーン。

本来であれば、披露宴会場で披露するような内容

  • 新郎新婦、並びにご両家の皆さまにお祝いのメッセージ
  • 余興の披露
  • 締めの挨拶(もう一度祝福のコメントを)

これらの一連の流れを1本の余興ムービーに事前にまとめておけば、あとは披露宴で流すだけでOK。

マイクや楽器を使う必要がないため、余興にあたっての感染予防はカンペキです!

スケッチブックリレー

1冊のスケッチブックを回しながら、たくさんの人からメッセージをもらう『スケッチブックリレー』。

とはいえ“1冊のスケッチブックを使いまわす”となると、感染予防の観点からは少し心配材料が残りますね……。

そこでおすすめなのが、紙に書いたメッセージを透過して映像にする余興ムービー!

スケッチブックは手元に残りませんが、こうして直筆のメッセージを見ることができると、皆さんからの祝福の気持ちも伝わりやすくなります。

コマ撮りムービー

たくさんの写真をつなぎ合わせて作る『コマ撮りムービー』。

  • 事前に決めておいた余興メンバーで何枚も写真を撮影して作る
  • たくさんの人からの写真を集めて作る

と2つの方法があります。

感染予防の観点を考えると、できれば複数の人が長時間集まって撮影をするより、沢山の人にでも各々で撮影していただいた写真を集めるほうがベター。

人との接触を最小限にすることができるので、コロナ禍における余興準備にはおすすめです。

ただしコマ撮りムービーを作るにあたって注意したい点が1つ!
それは、コマ撮りムービーはとても時間と手間が掛かるということ。

  1. 余興ムービー内容の構成
  2. 指定ポーズ決め
  3. 写真撮影の依頼
  4. 写真を印刷しカット
  5. さらにカットした写真を撮影
  6. 映像の編集

と他の余興ムービーより工程は多め。

そのためコマ撮りムービーを余興として作ってあげたい場合には、時間に余裕をもって作業を進めることをおすすめします。

余興ムービーを制作したいけど時間がない方や動画編集ができない方へ

コロナ禍でやるなら「余興ムービー」を制作しようと思ったけど、

  • 結婚式までの日数が無いから間に合うかな?
  • 動画編集ができるか自信がないなぁ・・・
  • 仕事が忙しくて時間が取れそうにない(涙)

などお困りでありませんか?

業者に依頼しても意外と安く収まるのが余興ムービーです。

友人とお願いすれば、お一人5,000円程度で制作が可能になります。

動画の修正を何度でも対応してくれて、最短1週間で納品してくれる制作業者です!

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(多くの口コミがありますのでぜひご覧ください。)

まとめ

コロナ禍における結婚式の余興についてご紹介しました。

2020年8月現在、結婚式での余興は『大声をしたり移動を伴うような余興はできるだけ控えて欲しい』とされています。

そのためこれまでの結婚式の余興では定番だった歌やダンスの披露は難しそう……。
代わりに需要が多くなっているのが映像を使った余興ムービーです。

結婚式当日は、余興ムービーを流すだけで良いので、余興に関わる感染リスクは抑えることができます。

これから結婚式を控えている新郎新婦さまは、たくさんの不安と心配の中で結婚式を迎えられます。そんな中でも、最高の一日だったと思ってもらえるよう余興で精いっぱいの祝福を送ってあげてください。