結婚式の余興ムービー『モザイクアート(フォトモザイク)』の制作事例と作り方を紹介

2016年5月18日

結婚式の余興を頼まれて、仲間と新郎新婦に何かプレゼントを出来るものを作りたいとお考えの際は、「モザイクアート(フォトモザイク)」がおすすめです。

モザイクアートとは、
一つの絵や写真を複数の写真から作り上げるものです。実際のものは以下のようなものになります。結婚式の余興で友人が集まって制作されたものです。新郎新婦さんの思い出の写真を細かな写真、おそらく数千枚を貼って一つの写真になっています。
モザイクアート 結婚式

オススメのモザイクアート

今回は一味違ったムービー【モザイクアート】をご紹介したいと思います。

友人や親族からのメッセージ写真、新郎新婦の小さいころの写真を合わせて、
大きな1枚の写真を再現する、モザイクアート。

ムービー自体はメイキング映像になります。
作成風景、友人たちの思いが新郎新婦や会場のゲストにも伝わる素敵なムービーとなっています。
また、実際に完成した余興ムービーを新郎新婦にプレゼントできるので記念になりますね。

「たくさんの写真を「繋いで」ひとつの写真を作る」
結婚式にピッタリな素敵な余興・プレゼントではないでしょうか?

モザイクアートの作り方の紹介

☆準備するもの☆

●モザイクアートの元画像(モザイクの仕上がりの画像)
●タイル写真(モザイクの中にある小さな写真)
出来上がりのサイズにもよりますが、2000枚~3000枚程必要。
枚数が多いほどキレイに仕上がります。
●パソコン
いくつかのフリーソフトをダウンロード、編集する上でエクセルでの作業等もあります。
●方眼紙(出来上がりのサイズに切って使用)
●両面テープ(大量)
方眼紙に写真を貼り付ける時に使います。
●額(モザイクアートを額に入れてプレゼント)
●ビデオカメラ
作業の様子などを撮影します。
作業中は定点にしておいて早送りして編集すると面白いです。
●プリンター・印画紙
小さな写真を印刷、写真屋さんにお願いしてもキレイに仕上がります。

おススメ人数

最低5人で作業することをオススメ。
作業場所にもよりますが、広い場所を確保できるなら10人くらいいると1日でも仕上げることができます。

作業の手順

①写真集めからスタート。

メッセージ写真、新郎新婦の小さいころの写真、中学高校の写真などたくさん集めます。
また、枚数が足りない場合は、思い出の場所や好きな写真を入れましょう。
すべての写真をデータ化し、ひとつのフォルダで保存して下さい。

②写真が集まったら配置決め。

フリーソフトをダウンロード(おススメは「Andrea Mosaic」)
英文のサイトとなるので、グーグルクロームで開いて自動翻訳されるのをオススメします。

③出来上がりのサイズやタイル写真(1枚の画像)のサイズ等を設定。

設定が終わったらボタンひとつで作成スタート。
納得いく画像になるまで設定を変えて、何回かチャレンジしてみましょう。

※ここで重要なのが、どこにどの写真が使われているかの位置情報を抽出することです。
「Andrea Mosaic」の場合は、オプションの部分に「Text Report」というチェックボックスがありますので、必ずチェックを入れてからモザイク作成をして下さい。

④決定したらText Reportのタテ、ヨコに沿ってナンバリングをします。

指定したタイルサイズ、個数に合わせてまずは土台の方眼紙に線を引きます。
そこにタテに「あいうえお」、横に「12345」と振り、「あ1」「こ3」というふうにマス目にナンバリング。
その上から両面テープを貼っておきます。

⑤次に写真のデータも同じようにタイルサイズにリサイズし、印刷。

この時、必ずファイル名がわかるように印刷をしてください。
このファイル名とText Reportを照らし合わせながら写真の裏にもナンバリングをしていきます。

この作業が一番大変だと思いますが、踏ん張りどころ!!
これが終わったら、あとは土台と写真のナンバリングを照らし合わせて、ひたすら貼っていくのみ!です。
できあがった時はもう、感動!!
そして仕上げは新郎新婦にプレゼントできるよう、キレイに額に入れてください。
そして撮影したムービーを編集すれば完了です。

プレゼント後は、披露宴会場内やお見送り時にも飾っておけますし、その後新居にも飾れます。
新郎新婦には喜ばれること間違いなしだと思います。
いかがでしたでしょうか。みんなの笑顔で二人の笑顔を再現できる、フォトモザイク。

フリーソフトの扱いとナンバリングさえクリアできれば、
そんなに難しくはありませんので、是非チャレンジしてみてください!

モザイクアートのメイキング映像

当社は、モザイクアートを制作されているメイキング映像の制作をさせていただきました。
※当社ではモザイクアートを作るための準備はお客様側で行なっております。当社は映像の編集をお手伝いしております。

撮影素材を早送りして制作

余興ムービーの時間としては、5分ちょっとの映像ですが、撮影されている時間は10時間以上になります。ビデオカメラを使って三脚にカメラを置いてずっと撮影した映像をベースに、モザイクアートが出来上がるシーンを作り上げています。

長い作業の中、どんどん友人が集まっていき、最後の1ピースができた時には感動ですよね。

きっと、このモザイクアートは新郎新婦の新居に飾られて、みんなからお祝いをされたことを思い出すでしょう。

まとめ

結婚式の当日だけでなく、終わった後も新郎新婦の生活の中で生き続けるというのがモザイクアートを余興にする良いところです。

モザイクアートを行うには結構な労力がかかりますので、2、3ヶ月前からご準備を進めてくださいね。